トレース用イメージ
最終更新日時:2023/02/05 19:17:39
グラフィック プログラムで Web ページ イメージのモデルを作成し、Web ページのデザインを作り直したりトレースしたりするときの見本として使用できます。
概要
Webデザインレイアウトを作り直す場合、あらかじめトレース用イメージ(見本となるWebページ全体のデザインを画像化したファイル)を読み込むことによって、そのイメージにそってトレースできます。
トレース用イメージは、Expression Web の背景イメージとエディタの間のレイヤーに保存されます。すなわち、Webページの背景画像が設定されている場合、その手前にトレース用イメージが入ってくるわけです。
トレース用のイメージとして、JPEG、GIF、PNG、BMPの4種類の画像を指定できます。また、指定した画像はデザインビューの左上からの座標位置で固定も可能です。
トレース用イメージの設定
- [表示]-[イメージのトレース]-[設定]を選択します。
- [トレース用イメージ]ダイアログボックスの[ファイル名]ボックス横の[参照]ボタンをクリックします。
- トレース用イメージを選択して[挿入]ボタンをクリックします。
- XとYの値は、左上からの座標値を指定します。既定値では、左上0ピクセルからの絶対座標から挿入されます。Xは水平方向、Yは垂直方向の値です。もし、左上から右に10ピクセル、上から5ピクセルに設定する場合は、Xに「10」、Yに「20」を入力します。あらかじめレイヤーを挿入してその中にカーソルを移動しておき、[選択位置から設定]ボタンを押下することでその座標が自動的にXとYの値に代入されます。また、[不透明度]のスライダーを左方向にドラッグすることでトレース用イメージが透明になります。
- トレース用イメージが設定されました。
トレース用イメージを非表示にするには
一時的にトレース用イメージを非表示にするには、[表示]-[イメージのトレース]-[イメージの表示]を選択します。再表示するには、もう一度[表示]-[イメージのトレース]-[イメージの表示]を選択します。
トレース用イメージをクリアするには
- [表示]-[イメージのトレース]-[設定]を選択します。
- [トレース用イメージ]ダイアログボックスの[イメージのクリア]ボタンをクリックします。
- [OK]ボタンをクリックします。
INDEX
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