Expression Webにおけるサブサイトの性質についてのFAQ
サブサイトにしてしまうと、そのサブサイトからトップ レベル サイトに存在するファイルやフォルダーを参照できなくなります。もし、サブサイトでトップ レベル サイトのフォルダーを参照したい場合は、サブサイトからフォルダーに変換してください。
はじめに
Expression Web 3 SP1から、’/’からはじまる絶対パス、言い換えると、ルート相対ハイパーリンクをサポートしています。
ただし、これは同じサイト内でのみ有効です。サブサイトにしてしまうと、そのサブサイトからトップ レベル サイトに存在するファイルやフォルダーを参照できなくなります。もし、サブサイトでトップ レベル サイトのフォルダーを参照したい場合は、サブサイトからフォルダーに変換してください。
サブサイトとは
「サブサイト」とは、サイト全体をトップ レベル サイトと呼び、そのトップ レベル サイトのサブディレクトリに名前を付けたものです。各サブ サイトには、トップ レベル サイトやその他のサブ サイトとは異なる管理、作成、および表示の権限を設定できます。
たとえば、それぞれ部署ごとのコンテンツサイトを部署単位で管理したい場合、あるいは、サブドメインを管理したい場合にサブサイトを活用するとよいでしょう。特に、大規模なWebサイトの管理においては、それぞれサブサイト化することで、効率的に作業が行えます。ただし、サブサイト上では、トップレベルサイト上のルート相対ハイパーリンクは利用できません。
サブサイトにすることで、以下の変更が発生される可能性があります。
- 挿入ファイルが変更された場合、ファイルを含むページが更新されない場合があります。
- リンクバーのハイパーリンクが削除される場合があります。
- ページのテーマが失われる場合があります。
上記事柄は、FrontPage固有の機能に関係します。ページの代入、リンクバー、テーマを使ったサイトで一部のフォルダをサブサイトにする場合に注意が必要という意味なので、Expression Webになってから使用されているユーザーには影響ありません。
なお、サブサイトからフォルダに変換した場合の影響は以下のとおりです。
- テーマが適用されたページのテーマが、親サイトのテーマと同じになる場合があります。
- 親サイトにアクセスできるユーザーのみこれらのページのアクセス権を持ちます。
- リンクバーのハイパーリンクが削除される場合があります。
- これらのページに対するタスクが失われます。
サブサイトからフォルダーに変換するには
- サブサイトの親サイトを開きます。
- フォルダに変換したいサブサイトに変換されたフォルダを右クリックして[フォルダーに変換]をクリックします。
- フォルダーに変換するかどうかのメッセージが表示されたら、[はい]ボタンをクリックします。
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